クルマの安全装備とは?

安全運転が基本とはいえど、やっぱり安全装備がきちんとしている車は安心感が違います。人間絶対に間違いはないという保障はありませんから、いざという時に運転する人や同乗者の身を守ってくれるものは必要です。その代表格はエアバッグといえるでしょう。昔は運転席のみにしかなかったエアバッグは、その後助手席にも装備され、そして今はサイドエアバッグというものまで出来ました。近年は自動ブレーキというのもメジャーになってきましたね。その他色々な安全装備が生み出されています。

 

エアバッグとは?

運転席のハンドル部分に装備されているエアバッグ。車を運転する方なら誰でもご存知だとは思いますが、その安全装備が作動するところはなかなか見ることはありません。このエアバッグ、どのような構造でしょうか。

エアバッグは自動車の追突時に車に乗っている人間への衝撃を緩和するものです。車についているセンサーが衝撃を感知して信号を送り、ガスを発生させてエアバッグを膨らませます。その時間は約0.03秒です。しかしこのエアバッグも安全装置としては100%ではなく、シートベルトなどと併用して効果が発揮されるものです。

エアバッグはSRSエアバッグなど言われますが、これはエアバッグそのもののことです。デュアルSRSエアバッグは「デュアル」という「二重の」という意味で、運転席と助手席の両方にエアバッグが付いているという意味になります。種類としては、このデュアルSRSエアバッグの他に、カーテンエアバッグ、サイドエアバッグ、ニーエアバッグ、後席センターエアバッグなどがあります。カーテンエアバッグはその名の通り、窓ガラスのところに広がって側面衝撃から頭部の保護、ガラス飛散から保護してくれます。サイドエアバッグは、衝突時にシートの側面から広がり、搭乗している人の胸部への衝撃を緩和してくれます。最近はデュアルSRSエアバッグの他にサイドエアバッグを搭載する車が増えてきました。

 

エアバッグ各種装備車

トヨタのファミリーミニバンの代表格である「NOAH」はデュアルSRSエアバッグの他にSRSサイドエアバッグを運転席・助手席にも。カーテンシールドエアバッグがフロント・セカンド・サードシートまであります。

ホンダの人気のファミリーカーフリードはサイドエアバッグ・サイドカーテンエアバッグはメーカーオプションです。同じくホンダのステップワゴンもファミリーに人気ですが、こちらはステップワゴンスパーダZiがデュアルSRSエアバッグの他に1列目サイドエアバッグと1列目から3列目までのサイドカーテンエアバッグが標準装備になります。

軽自動車としては小さい子供がいる家庭に評判の良いホンダN-BOXはデュアルエアバッグになります。

 

自動ブレーキとは?

近未来的に思われていた自動ブレーキが、現実に車に装備されて路上を走るようになりました。CMなどでも、壁に見立てたものに向かって走行していた車が止まるというシーンを見かけますね。では、この自動ブレーキとは、本来どのようなものなのでしょうか。

自動ブレーキと一般的に言われているものは「衝突被害軽減自動ブレーキ」といいます。車に搭載されたレーダーやカメラで障害物を感知してコンピューターが解析、運転手へ警告をしたりブレーキ補助をしたりします。つまり、人間が反応しきれなかったものを車の頭脳が代わりに判断してくれたという仕組みですね。わき見運転・漠然運転・見落としや前車両との車間距離ミスなど色々な場面での活躍が見込まれます。

もちろん、この自動ブレーキシステムは万能ではありません。人間のようなわき見をしたりはしない反面、レーダーやカメラでのご認識で反応しないこともありえるのです。車の頭脳は、やはり人間のような柔軟性は持てず、全面的に信頼して走ると前の車に突っ込むという惨事になりかねません。夢のようなシステムではなく、あくまで補助なのです。

 

自動ブレーキ搭載車は?

どの車にも搭載されているわけではない自動ブレーキ。さらにグレードによって搭載していない場合があるので、購入時にはしっかりと確認したいものです。

スバルは「アイサイト」として開発してきたものです。レガシィなどはグレードにより標準装備になります。

ホンダは「シティブレーキアクティブシステム」としていますが、安心パッケージなどで自動ブレーキの他にサイドエアバッグやサイドカーテンエアバッグなどとオプション設定にしていたりします。価格の面で選びやすくしているともいえますね。

トヨタはプリウスなどにミリ波レーダー方式のセーフティシステムを搭載しています。他の自動ブレーキとはちょっと違うシステムになりますね。ちなみに、日本で売れに売れているアクア。こちらはブレーキアシストシステムを搭載していますが、これは運転者がブレーキを踏み始めてから制動力を発揮するものです。意外なことに自動ブレーキは搭載されていないのです。