子供のシートベルト未着用は事故の危険

子供にとってチャイルドシートはちょっと窮屈で自由が効かない感じがあるでしょう。子供によっては愚図る原因になったりします。親からすればドアを開けて子供を乗せるだけで良ければ手間はさほどないのですが、チャイルドシートに乗せてベルトで固定したりするのは天候が悪かったりするとなお面倒くさいなという感じがあります。ですが、チャイルドシートが義務化されて、万が一装着していないのを警察に見つかったりしたら大変。やっぱりしないといけないのかな? でも近くまでだったら大丈夫だよね?など思考が迷うことがあると思います。ここは、もしもチャイルドシートをしなかったら・・・という危険性を考えてみましょう。

 

チャイルドシートをしないで急ブレーキをかけたら

チャイルドシートをしないで急ブレーキをかけた場合、体重が軽い子どもは簡単にお尻や腰が浮いてしまい、前席に放り出されてしまいます。前席のパネルやフロントガラスに直撃したりして大怪我をすることに。後部座席の中央に座っている場合などは障害物がないために簡単に前席にきてしまいます。前席に座っている人がいる場合は、後部座席から放り出された子どもが頭などに激突して、これも大怪我をします。衝撃の度合いによりますが、手当てだけで済むような怪我だけではすまないこともあるでしょう。

 

チャイルドシートをしないで事故にあったら

チャイルドシートを子どもに装着していなくても、事故にさえ合わなければ、急ブレーキなどをかけなければ良い・・・と思う方も少なくありません。特に「ちょっとそこまでくらいで、慣れた道で、そんなことはあり得ない」と思ったりします。ですが、自分がいくら安全運転をしていても、周囲も完璧に安全運転とは限らないので、急ブレーキや追突などの事故が起こったりするのです。その際、自分はほぼ過失はないとしても、チャイルドシートをしていない子供は放り出されて前席パネルやフロントガラスに直撃して大怪我をしてしまいます。また、事故の原因がどんなに相手にあったとしても、チャイルドシートをしていないという事実が自分の「過失」になってしまいます。

相手に人身事故を取るという事は、自分の過失も認めることになってしまうという、残念な結果になってしまいます。

 

チャイルドシートをしたがらない子供に強硬手段?!

子どもはどうしてもチャイルドシートを嫌がる傾向があります。行動を束縛されたりするのは、確かに大人でさえ嫌なものです。少し知恵がついてくると、子供によってはチャイルドシートのロックを外してしまったり、悪くするといつの間にか抜け出して悪戯し始めていたりします。「チャイルドシートをしてね」と言い聞かせたところで、なかなか聞いてくれない子どもがいるのも事実でしょう。

「チャイルドシートを外したら自分が痛い思いをする」ということを子どもに分かってもらうために、荒療治をした親御さんもいらっしゃいます。サポートしてくれる人を乗せて、子供がロックを外して抜け出したのを見て、見通しの良い道路で後続車なし、時速30キロ程度で若干の急ブレーキをかけたのです。子どもはもちろん腰が浮いてしまい前席の背面に頭をぶつけてしまいます。びっくりして泣いたところで「もっと怖くて痛い思いをするから、絶対にチャイルドシートをしなさい」と教え諭していました。もっとも、こんな荒療治は一歩間違えれば大怪我や事故に繋がるので、もっと子どもに教える方法を考えたいものです。が、ここまでしなくてはならないほど、チャイルドシートやシートベルトは子どもを守っているのです。