車内にはドリンクホルダーがあり、ポケットもある。でも意外にないのが「ちょっと置きのテーブル」です。家にあるようなテーブルが欲しいわけではありませんが、ほんのちょっと置きたいという場面が人間はわりと多いものだと気づかされます。車内で何か食べる時など、平らな面が欲しいと思うときにハッとしたりしますよね。膝の上でもいいかなと思うのですが、膝の上は平らではないですし不安定です。そこでテーブル代わりの手軽なトレイを探してみましょう。
車購入時にトレイを付ける
車購入時に標準でついているものならば、邪魔にならない構造ならば付けてしまいましょう。日産セレナなどは、ドリンクホルダーがついたトレイが前席背面とセカンドシート背面についています。ちょっとした観光バスみたいな気分です。
ホンダのマルチフックシステムは面白いタイプです。通常はフックを2つ取り付けておき、角度調整キットを付けると、必要な時のみテーブルやポケット型テーブルを装着することができます。それぞれ別売りになっていますから、車購入時に必要なもののみ購入しましょう。
後付トレイも色々
子育て世代の必需品だらけの場合は、トレイだけではなくて色々収納できるほうが良いですね。逆に言えば、普通のトレイでは置ききれないので子供がこぼしたりする要因になりがちです。そんな時はヘッドレストからぶら下げられるバッグのようなポケットがオススメです。飲み物やウェットティッシュなども収納できますし、バッグを開けると小さなテーブル代わりになるものがあります。こぼしがちな飲み物はトレイの上ではなくポケットに収納できるところも嬉しいところです。
トレイといっても、何も全席の背面ばかりが場所ではありません。ドアサイドだって立派なトレイ置き場になります。例えばナポレックスのドアサイドフードトレイなどは深さもあり折り畳みもできて便利です。
ちょっと面白いのは、後部座席が使うトレイはよくみかけますが、運転席ってあまりないですよね。でも運転席も停車したまま車内でお弁当とか食べる事があるかも。そんな時はハンドルの下に入り込めるトレイもあります。お弁当やドリンクのくぼみはもちろん、裏にするとノートPCなどもコンパクトなものは置ける要素があります。出発したものの、サービスエリアなどでお弁当食べてPCで出先の様子を確認!なんてIT家族には良いかもしれません。
これらの共通のポイントは、くぼむところはシッカリくぼんでいるところです。特に子供に与える時には、大人と同じ使い勝手では狭い車内で無理があるかもしれません。大人になると、膝おき型の簡易式トレーもいいですね。これは膝に乗せた状態で股や太ももでトレーを安定させることができます。飲み物などの収納もくぼみはしっかりついています。収納的には今ひとつなので、お弁当や軽食を食べる時のみに活躍するものですね。