しっかり見積もりを取ってよく検討

オプションや諸費用が加算される、値引き額や下取りなども、値引きが大きい時期 

さぁ車を買いに行こう!と張り切ってしまう前に、ちょっと一歩冷静になってみましょう。まずは家族のニーズをまとめて、一番必要なこと、絶対譲れないところなどを上げておきます。主要車種はテレビCMでも広告でも、またメーカーのホームページでもチェックできますね。予算はもちろん重要です。どんなに良い車でも、あまりに高ければ購入する事ができません。同じ車種でもどのようなグレードでいくらなのか・・などをチェックしてみるとよいでしょう。

 

外装内装、試乗、そして見積り

ディーラーを訪れるとまずは目に留まるのが美しくて格好良い車。その外装が思わず「いいな、乗ってみたいな」と思わせるようにできています。ディーラーでは、その車がいかに魅力的に映るかを考えて展示しているものです。内装を見てみましょう。ホームページや広告からはちょっと印象が違うかもしれません。2次元では、3次元の立体感が人それぞれの想像力に任されているからです。ここが「実際に見てみないと分からない」という点です。更に試乗させてもらいましょう。どんなに格好良く可愛い車でも、内装が素敵でも、乗り降りしやすいとか、運転しやすいとかの条件に叶っていないと、日常使うものですから困ってしまいます。その際には、気になる機能などを営業マンからドシドシ聞いておきましょう。

ここから見積りに入ります。実は試乗車は標準タイプとは限りません。あれこれオプションがついていたり、グレードが高い車の場合もあります。「この点が良かった」と思ったら標準ではなくオプションだったという場合は多々あります。営業マンと見積りを検討する場合は、自分はこういうグレードの、こういう機能が(オプションが)ついている車に乗りたいという意思表示が必要です。逆に「これは要らない」というものは省いてもらいましょう。車の好みも人それぞれですから、試乗をしてみたら気持ちが変わってしまう場合はあります。

 

値引きや下取り

人気売り出しの新しいタイプは値引きはほとんどしない方向性のディーラーが多いですね。つまり強気です。しかしその人気が落ち着いて製造も波に乗ってくると、値引きが多少多くなっていきます。下取りがほとんど無いような車を、いかにも下取りがあるように見積りに繁栄して、実は値引きという場合もありますね。

下取りのポイントは、修復歴やキズ凹み、車検までどれくらいか、走行距離、年数などが関係してきます。見目麗しいことが条件ではなく、かなりデーター化されているので、シートなどを掃除しても下取り額が上がるわけではありません。

 

値引きが大きい時期は?

値引きが大きくなる時期があるなら、そこを狙って購入したいですよね。もちろん値引きが大きくなるのは決算時期です。よく決算決算と言いますが、株式会社には株主がいて、この株主に少しでも良い業績を報告しないと、株主が離れてしまう場合があります。業績は上がっている、配当は多くなるかも!とアピールしたいのです。

しかし、ただアピールするだけでは、業績は上がりません。販売店に対して支援金や対策金を支援して、キャンペーンなど企画やサービスをします。この資金の一部を値引きへ回すことで、値引きをしやすくし、交渉をしやすくしてきます。

 

キャンペーンは狙い目?

風船を持って待っていそうなディーラーのキャンペーン。キャンペーンは本当に狙い目でしょうか。もちろん予算をわざわざ取っての企画ですから、狙い目は狙い目なんです。大体週末に催されるので、土曜日などは営業マンも張り切ってお出迎えしてくれることでしょう。ところが、日曜日の夕方くらいになってくると、訪れるお客さんが少なくなり、予算を使い切るほどのお客さんが来なかったとします。ここへお客さんが来て購入の可能性が高い場合、見積りを前にしてちょっと粘ってみましょう。待ってましたとばかりに値引き額を携えて営業マンは待っているはずです。

キャンペーンの他には、ボーナス商戦も狙い目です。6月7月などの15日~25日くらいがグッとタイミングです。