誤発進抑制機能とは?

最近時折ニュースに出てくる事故で「コンビニなどに車が突っ込んでしまった」というのを聞くようになりました。スピードを出してきて突っ込んでしまったわけではなく、わき見運転をして突っ込んでしまったわけでもないのです。事故を起こした本人が呆然という事態。それは「アクセルとブレーキを踏み間違える」ということです。ブレーキをかけて止まろうとしたのに、逆にアクセルを踏んでエンジン全開!となれば、遮るものがなければ店内へ一直線です。他にも、前の車が止まろうとしたからブレーキを踏んだら、実はアクセルだった・・・となると、前の車に激突ということになります。

ブレーキとアクセル、よくよく考えて見ると隣りあわせで間違えやすいということは充分ありえることですね。たまにしか車に乗らない方などは要注意かもしれません。この「要注意」という部分をサポートしてくれる機能が欲しいですよね。

 

誤発進抑制機能とは?

『誤発進抑制機能』というのは、「スマートアシスト」というダイハツが開発したシステムの中の一つです。公式略称では「スマアシ」と呼ばれています。スマアシと聞いて「ジャニーズのスマップの足?」と思った人は私だけでしょうか。この呼称はトヨタやスバルでもそのまま利用されています。

誤発進抑制機能は『発進抑制制御機能』といって、前方に壁や車両などの障害物がある場合に強くアクセルを踏み込むと、メーター内の警告灯や警告音でドライバーに注意喚起すると同時にエンジンの出力を一定時間抑制して発進を緩やかにしてくれます。このため、急な前方への飛び出しを防いでくれる、というものです。

では、強くアクセルを踏んでもストップしてしまうのか?というと何が何でも止まるわけではなく、前方の壁や車両などの障害物を検知してからの作動になります。

 

先行車発進お知らせ機能

誤発進抑制制御機能が含まれる「スマートアシスト」の中には、「先行車発進お知らせ機能」というものがあります。信号待ちなどで気がつかないうちに前の車が進んでしまい、後ろからクラクションを鳴らされたりしたことはありませんか?「プップー」と鳴らされてしまい、慌ててアクセルを踏むというのも事故の元になりかねません。後ろの車が「信号が青だから進むだろう」とアクセルを踏んだりすると、追突されかねないということもあります。そこで、前の車との車間を測る機能を持ち合わせているのですから、それを生かして今度は「車間が開きすぎている場合」を測ればよいというわけです。前の車が進んで検知できなくなれば、車が音などで教えてくれます。後ろから追突される事の防止になりますし、何しろ後ろからクラクションを鳴らされる不快感もいらなくなります。

 

VSC&TRCとは

スマートアシストの中には、急ハンドルなどをきった時に働く機能「VSC&TRC」があります。コーナーリング中の横滑りやタイヤの空転を確認すると、ブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールしてくれます。そして車両の安定化を保ってくれるのです。

とはいえ、スマートアシストに頼った運転というのは開発したダイハツでも注意喚起していますが、絶対に行ってはいけません。あくまで人間のドライバーの補助的なシステムなのです。