同じクルマでも見積り値引きが店舗で異なる!?

車を買おうと違う店舗もまわって見積もりを取ったら、同車種なのに違う額の見積りが!ということがあります。同じ車種で、同じメーカーなのに、店舗で見積もりは違うものなのか?何か間違いか?と考えてしまいますね。まして営業マンから「これ以上値引きはできない」などと言われたりすると、安い方の店舗の見積りを、他の店舗で見せて「これだけ安くなるのでは?」と言いたいこともありますね。

さて、なぜ見積額が違うのでしょうか。安い見積書は他の店舗では見せていけないものでしょうか?

 

なぜ見積額が店舗によって違うのか?

車両本体価格というものの他に、オプションなどは微妙なところがあります。オプションによっては「価格は販売店独自で定めている」というものもありますし、しっかりとカタログで記載されているものもあります。「では、カタログで記載されているオプションならどこの店舗でも同額ですね?」と思われがちですが、実は取付費、つまり工賃が違うのです。その作業に費やされる時間が元になっていますね。例えばA店舗が1時間で算出したところ、B店舗が1.5時間と算出していれば、すでにそこで0.5時間分の金額の差が生まれているわけです。

オプションがディーラーオプションだった場合、取得税にも関わってきます。ディーラーオプションは車両に固定されているものは「車両の一部」ということで、取得税課税の対象になります。が、「購入時」ではなくて「購入後」に取り付けたということになっていれば、課税しない場合が多いですね。これはディーラーの方も気を利かせて取得税がかからないように後日装着とする場合がありますね。ちょっとした書類上の日時で取得税って変わってしまうのです。一見、同じ車なのに!と思いますよね。

もちろん、どうしても課税対象になってしまうものもあります。購入前に確認しましょう。自動車取得税は平成26年3月31日まで5%でしたが、消費税が8%になったということで、3%に変更されています。消費税が10%に上がる平成27年10月1日には取得税が廃止される予定になっています。

 

査定価格込みの価格にご用心

「車両本体・オプション・査定合わせて、これくらいの値引きでいかがでしょうか?」となった場合、それぞれの値引き額を分けて考えましょう。査定は、下取りの車の査定ですから、現在の車がどれくらいに引き取ってもらえるのかを、はっきり算出してもらいます。もちろん、ディーラーによっては下取りの車を販売するツテが無かったりすると、下取り価格が本来あるものなのに、低価格になる場合もありますね。逆に思わぬ高査定だったのに、まるで車両やオプションの値引きをしてもらったような錯覚を起こす場合もあります。クリアな見積りにしてもらい、後で見ても考えやすいものにしましょう。

 

大きな買い物だから見積書を

他のディーラーの見積書を他の店舗で見せてはいけない・・・というマナーがあるという方もいますが、お客としては多くの見積書をとり、最善に納得したところで購入したいところです。

何しろ高い買い物ですから、店舗を回り見比べることは決して悪い事ではありません。家電でも色んな店舗を回り「あっちの店舗は同じ商品をこの値段で売っていた」と広告を持って交渉することができますよね。車も同じです。良い見積りを出したところに決める、これは基本なのです。

他人や他の店舗に見積書を見せたらマズイ、というような見積書はお客には渡しません。「こんなに値引きした見積書を持ってきたよ」とB店がA店に連絡したとしても、A店が気に入れば「やはりA店の見積りのほうが良かった」とA店を訪れてよいのです。自分の意思や、見積書や車の説明に納得がいくディーラーと営業に、これからのお付合いを決めるというのは、当然といえば当然なのです。

一番肝心なのは「本気で買おうと探している」という意思表示です。真剣だから、真剣に対応してくれるところが一番です。見積り時に名前や住所などを求められたりしますが、開示しない場合は「冷やかし?」と受け取れなくもないですよね。