赤ちゃん連れのお出かけは普通のお買い物でさえ大変です。車ならさっと乗せて発進するだけだろうではなくて、自ら乗り込んでシートベルトを締めることができない赤ちゃんには親のケアが必要です。しかしあまりケアスペースが狭いとベルトを締めづらかったり、赤ちゃんを車にぶつけてしまいそうになったり。親も毎回腰を屈めて乗せおろししていると、ちょっと腰が痛くなっちゃったりします。産後は腰痛がひどくなる方も多いので、なるべく無理な姿勢はしたくないですね。
赤ちゃん世代必須の車事情はどんなことでしょう。きっとそれは、赤ちゃんから幼児へと続くものでしょう。
スライドドアはとても便利
スライドドアは、無ければ無いで普通に乗り降りできます。しかし子連れで一度スライドドアの車に乗ってしまうと、その便利さと安心で無くてはならないもののように感じてしまいます。これは赤ちゃん世代`だけでなく、幼児から小学生クラスまでいえることです。
スライドドアは自動であるとなお便利ですね。片手に買い物袋、片手に赤ちゃんという状況などはよくありますが、両手を塞がっている状態でドアを開けるのは意外と大変です。まだ歩けない赤ちゃんはちょっと地面に立たせておくこともできないので、サッと自動で開いてくれるのは助かります。
また、赤ちゃんは自分で車に乗ってシートベルトはできないですから、当然親がチャイルドシートに乗せて固定します。この作業の折に、子供と一緒に車に乗り込んでチャイルドシートに乗せることができれば良いのですが、親が外にいる状態で作業する場合は、普通ドアの場合は隣の車や壁などに神経を使います。うっかりドアが開きすぎて他人の車のドアに傷をつけたりしたら大変です。ワンボックスカーは高くて購入できないけどスライドドアは欲しいということで、最近はプチバンにも多くスライドドアが見られます。
大開口がオススメな理由
スライドドアというだけでなく、赤ちゃん時代のドアはやっぱり大開口がオススメです。ベビーカーを収納したり、キャリー型のベビーシートを取り付ける時に、ベビーカーやキャリーをぶつけることなく余裕を持って乗せることができます。
もちろん、ちゃんと気をつければ大開口でなくても乗せられるのですが、その頻度が高ければ高いほど、注意深く作業することが思わぬストレスになります。特に日常赤ちゃんを伴ってスーパーなどへ買い物へ行く主婦は、他にも色々な用事を一緒に済ますことが多いでしょう。乗せて降ろして乗せて降ろしての繰り返しとは、意外にバカにならない労力なのです。これを怠って赤ちゃんをちょっとだけと車に置いて出ることは厳禁です。
スライドドア大開口がポイントの車
トヨタのプチバンで大開口といえばスペイド。高さは1250mm、幅は1020mmで片側自動スライドドアです。挟み込み防止付き。トヨタの可愛い人気車ポルテも同じ開口です。一見小さく見えますが、ポルテは大開口で話題になりました。
ダイハツのタントは両側スライドドア。子供が一人ではなく二人だと両側というのは便利でしょう。更にこのタントの驚くところは、助手席側の支柱(?)が無いこと。助手席のドアと助手席側後部のスライドドアを開けると、開口は全部で1490mmとなります。プチバンなのにこの大開口は大胆ですね。